バスケの24秒と14秒はいつリセット?2026年ショットクロックの具体例

体育館で選手がジャンプシュートを放ち、ゴール上のショットクロックに残り12秒と表示されている。

バスケのショットクロックは、新たに攻撃権を得た場合は原則24秒、同じチームが攻撃を続ける一部の場面は14秒が目安です。ただし、ボールが外に出た、審判が笛を吹いたという理由だけで毎回リセットされるわけではありません。

以下は2026年10月1日からFIBA主催大会に適用される『FIBA公式競技規則2026』第29条に基づく、5人制の基本説明です。国内での改正規則の適用時期は別で、JBAの2026年8月27日発表によるとB.LEAGUE・Wリーグは2026-27シーズン開幕から、第102回天皇杯・第93回皇后杯のファイナルラウンドは2027年1月、その他の国内競技会は2027年4月1日からの適用予定です。JBA「FIBAバスケットボール競技規則の改正ならびに国内適用について」を参照し、実際に参加する大会の規定を優先してください。ミニバス・3×3にも別の取り扱いがあります。

2026年版の国内適用時期に注意

大会区分JBA発表の改正規則適用時期
FIBA主催大会2026年10月1日から
B.LEAGUE・Wリーグ公式戦2026-27シーズン開幕から
第102回天皇杯・第93回皇后杯のファイナルラウンド2027年1月から
その他の国内競技会2027年4月1日から
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2026年3月に発行されたJBAの「2026バスケットボール競技規則(ルールブック)」は、発行名が2026でもFIBA Official Basketball Rules 2024に準拠しています。2026年10月施行のFIBA改正規則と同一版だと早合点しないでください。国内適用の公表はJBAの2026年8月27日付告知、FIBAの新版はFIBAの公式ダウンロード一覧で確認できます。24秒・14秒の基本的な考え方は共通でも、参加する大会で採用済みの規則を優先しましょう。

まず押さえる24秒ルールの基本

コート上でプレーヤーがライブのボールをコントロールしたとき、またはスローインでコート内の選手にボールが触れて投げ入れ側のチームが引き続き支配したときから、ショットクロックのカウントが始まります。24秒以内にシュートを試み、ブザー前に手からボールを離し、リングに触れるかバスケットに入れることが必要です。

ブザーが鳴った瞬間にボールが空中にあっても、規則の条件を満たすシュートなら直ちに反則とはなりません。リングに触れずに外れた場合でも、相手が即座に明確なボールのコントロールを得たときはプレーが続く例外があります。

24秒・14秒・継続を早見表で比較

場面ショットクロック見分けるポイント
相手の攻撃を止めて自チームが新たに支配原則24秒バックコートから攻撃を開始する典型例
自チームのシュートがリングに当たり、同じチームが再び支配14秒オフェンスリバウンド
リングに当たったボールを相手チームが支配24秒攻撃権が移る
守備側の反則で停止し、同じ攻撃側がバックコートからスローイン24秒第29.2.2条
守備側の反則で停止し、同じ攻撃側がフロントコートから再開・残り13秒以下14秒第29.2.2条
同じ条件で残り14秒以上残り時間を継続14秒に短縮しない
守備側が最後に触れたボールがアウト、同じ攻撃側のスローイン原則残り時間を継続通常のアウトオブバウンズは上記リセット規定の例外

具体例で考える

例1:残り8秒で守備側がファウルした

Aチームが相手コートで攻撃中。ショットクロック8秒で守備側Bチームが通常のファウルを犯し、Aチームのフロントコートからのスローインで再開するなら14秒に設定します。これが残り16秒なら、16秒から再開します。

例2:残り3秒でシュートがリングに当たった

Aチームのシュートがリングに当たり、Aチームの選手がリバウンドを確保したら14秒で次の攻撃を組み立てられます。一方、Bチームが支配すれば24秒から新しい攻撃です。リングに触れただけで、どちらも支配していない間に一律14秒と考えるのは不正確です。

例3:守備側がパスをはじいてアウトにした

Aチームに引き続きスローインが与えられる通常のアウトオブバウンズなら、残り時間を継続します。例えば残り5秒でBチームがボールを外へはじいても、Aチームに14秒が新たに与えられるわけではありません。

TO・観戦で迷わない4問チェック

  • 新しい攻撃チームはどちら?新たにボールの支配が移り、相手チームのバックコートからスローインなら24秒、フロントコートからなら14秒の規定を確認します(第29.2.3条)。
  • リングに触れた?触れたあと同じ攻撃チームが支配を取り直したら14秒、相手チームが支配したら24秒です(第29.2.7条)。
  • どちらのチームの反則で止まった?守備側の通常のファウル・バイオレーションなら、再開位置と停止時の残秒数を見ます。単なる守備側のアウトオブバウンズは原則継続です。
  • 第4クォーター/延長の残り2分以下でタイムアウト後?再開地点の選択に応じた特則を最優先で確認します。

攻守交代でも「いつでも24秒」ではない

新しい攻撃チームにスローインが与えられる場面では、バックコート再開は24秒、フロントコート再開は14秒という区別があります(第29.2.3条)。「攻撃権が変われば常に24秒」と覚えるとフロントコートで間違えます。

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24秒のブザーと得点の例

残り0秒になる前にボールが手から離れ、リングに触れたシュートなら、空中でブザーが鳴っても直ちに24秒違反にはなりません。逆にバックボードに当たっただけではリング接触によるリセットは起きません。ブザー後にリングを外しても、相手が即座に明確なボールコントロールを得ればプレーが続く例外があります。

終盤2分のタイムアウトは例外がある

第4クォーターまたは延長の残り2分以下では、バックコートでスローイン権を持つチームがタイムアウト後の再開位置を選択できる場合があります。フロントコートを選んだときは、停止理由によって処理が変わります。たとえば守備側がボールをアウトにして残り8秒で止まったケースなら8秒を継続し、残り17秒なら14秒へ設定します。一方、ファウルやアウト以外のバイオレーションによる停止でフロントコートから再開する場合は14秒となる規定があります(第29.2.5条)。

タイムアウト後の14秒を間違えない具体例

試合終盤の特則を使う前に、ゲームクロックが第4クォーターまたは延長の残り2分以下か、バックコートのスローイン権を持つチームがタイムアウト後の再開位置を選んだかを確認します。その条件がない通常のスローインまで、同じ処理にしないでください。

  • 守備側がアウトにして停止・ショットクロック残り8秒:タイムアウト後、攻撃側がフロントコートから再開を選んでも8秒のまま継続します。
  • 同じアウトの状況で残り17秒:フロントコートから再開を選ぶと14秒に設定します。
  • 守備側の通常のファウルで停止:条件に合ってフロントコートから再開するなら14秒、バックコートなら24秒が規則の基本です。

これは「タイムアウトを取れば必ず14秒に戻る」という意味ではありません。再開地点と停止理由が先にあり、その結果として残秒数が決まります。FIBA Official Basketball Rules 2026第29.2.5条のケースです。

よくある疑問

バックボードに当たればリセットされる?

いいえ。ショットがリングに触れた場合とバックボードだけに触れた場合は区別されます。バックボードだけではリング接触に基づくリセット条件を満たしません。

ショットクロックと8秒ルールは同じ?

別のルールです。8秒はバックコートからフロントコートへボールを進める制限、24秒は攻撃のシュートまでの制限です。8秒制限はバスケの8秒ルール(2026年)、基本ルールへの入口はバスケットボールのルール総合ガイドも参考にしてください。

まとめ

見分け方は「どちらが新しく支配したか→リング接触か→どこから再開するか→停止理由は何か」の順です。14秒という数字だけを覚えるより、この4点で整理するとTO担当や観戦中にも判断しやすくなります。

公式出典

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