卓球は何点で勝ち?11点制・デュース・サーブ交代を得点例で解説

10対10を示す得点板と、青い卓球台の奥で赤いラケットを構える選手

卓球は1ゲーム11点先取が基本です。ただし10対10まで並んだ場合は、どちらかが2点差をつけるまで続きます。1ゲームと1試合(マッチ)は別で、試合では決められたゲーム数を先取した側が勝ちます。

「11対10で終わり?」「デュースは何点まで?」「サーブは何点で交代?」の3つを、具体的なスコアで確認していきましょう。日本国内の卓球競技は2026年9月1日改定の日本卓球ルールを基準とします。

1ゲームの勝敗は「11点」と「2点差」で決まる

スコアゲーム終了?理由
11対7終了11点に到達し、2点以上差がある
11対9終了両者10点に達していない
10対10続行ここから2点差がつくまで
11対10続行まだ1点差
12対10終了10対10以降で2点差
13対12続行まだ1点差
16対14終了2点差ができた

デュースに「15点まで」などの一律の上限点数はありません。10対10からは12対10、13対11、18対16といった具合に、2点差がつけばゲーム終了です。

サーブは何点ごとに変わる?

通常は2ポイントごとにサーブを交代します。例えば0対0でAが打ち始めたら、1ポイント目と2ポイント目はA、3ポイント目と4ポイント目はBという順番です。どちらが得点したかではなく、ラリーの数で順番が進みます。

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10対10になった後は1ポイントごとに交代します。10対10でAがサーブ、11対10でBがサーブ、11対11でAがサーブと交互に続きます。ネットに触れて正しく入ったサーブレットのようにやり直しになったラリーは、ポイント数に数えません。

実際の得点経過でサーブ順を確認

Aが0対0からサービスを始めたシングルスを例に、どちらが得点したかとサーブ順は無関係であることを確認します。以下は、Aが連続得点した仮例です。

次のラリー開始時の点数サービス担当理由
0対0A1ポイント目
1対0A2ポイント目
2対0B3ポイント目から交代
3対0B4ポイント目
4対0A5ポイント目から再交代
10対10A通常の2ポイント交代を20ポイント終えた直後
11対10Bデュース後は1ポイント交代
11対11A同じく1ポイント交代

10対10以降の例は0対0からAが最初にサーブした場合の順番です。初回サーバーがBなら、表の10対10以降の担当も逆になります。ネットインによるサービスレットでは得点が入らず、サービス担当も進みません。

5ゲームマッチと7ゲームマッチの違い

試合形式勝つ条件起こり得る最終スコア
3ゲームマッチ2ゲーム先取2対0/2対1
5ゲームマッチ3ゲーム先取3対0〜3対2
7ゲームマッチ4ゲーム先取4対0〜4対3

どの形式かは大会や種目で決まります。大きな大会でも種目・ステージによってゲーム数が異なるため、「卓球は必ず5ゲームで行う」などと断定しないようにしましょう。友人同士の試合では時間に合わせて短い形式を選ぶこともできます。

チェンジエンドはいつ?

基本的には1ゲームが終わるごとに、選手が台の反対側へ移動します。試合を決める最終ゲームでは、どちらかが先に5点に達した時点でもチェンジエンドします。例えば最終ゲームが5対2になった瞬間が交代の目安です。必ず5対5まで待つわけではありません。

ゲーム間の休憩とタイムアウト

公式規則ではゲーム間の休憩は最大1分、タイムアウトは1試合に1回・最大1分です。また、各ゲームでは両者の得点合計が6の倍数になった際などにタオルを使う短い中断が認められています。会場の運営時間を守るため、勝手に長時間休憩しないことも重要です。

得点が入る代表的な場面

  • 相手が正しいサーブを出せなかった
  • 相手が球を自分の台に正しく返せなかった
  • 相手の球が自分の台を越えてアウトになった
  • 相手がラリー中に空いた手を台の上面へついた
  • 相手がネットや支柱に体・用具を触れさせた

上の判断でも、サービスレットなどポイントとしない例外は区別します。サーブがネットに触れたというだけで自動的に相手の得点になるわけではありません。

例外:促進ルールが適用されるとサーブ順も変わる

公式競技では、長いゲームを進めるために「促進ルール」が適用される場合があります。原則としてゲーム開始から10分が経過しても終了せず、両者の合計得点が18点以上ではないときなどが対象です。適用後はサーブを1ポイントごとに交代し、レシーバーが正規の返球を13回続けた場合はレシーバーの得点になります。通常の11点制の遊びにはあまり登場しませんが、「10対10以外でも1本交代になる例外」として覚えておくと役立ちます。大会での運用は審判の指示に従ってください。

得点表をつけるときの簡単な手順

  • 試合前に「何ゲーム先取か」を確認する
  • スコアは常にサーブ側のスコアを先に読み上げる(主審の宣告方法に従う)
  • 各ポイント終了後に点数を更新し、サーバーを確認する
  • 10対10からは1ポイント交代と2点差を二重チェックする
  • 最終ゲームは先に5点に達した時点でチェンジエンドを確認する

紙に数字だけ記録するとサーブ順が分からなくなりがちです。サーバーを示す小さな印もつけると、得点とサービス順の取り違えを減らせます。

よくある質問

10対10の後、12対11で終わる?

終わりません。12対11は1点差です。13対11など2点差になって初めて終わります。

勝った側だけがサーブする?

違います。サーブ権は2ポイントごとに交代し、デュース時は1ポイントごとに交代します。サーブ側が失点しても、その時点で必ず相手にサーブが移るわけではありません。

ダブルスも11点制?

通常の卓球ダブルスも1ゲーム11点です。ただしサーブ位置と4人の打球順にはシングルスと異なる条件があります。

得点と用具を混同しないために

このページは点数・ゲーム数・サーブ交代に絞っています。実際に打つ前の準備については卓球ラケットの基本的な選び方、規定球については40mm卓球ボールの違い、コートのエンドラインやセンターラインについては卓球台のサイズをご覧ください。

規則の適用範囲は、日本国内の一般的な卓球(通常の40mm球)を中心に整理しています。日本卓球協会の2026年9月1日改定案内とITTF Statutes 2026(第2章・競技の基本規則)を併せて確認してください。パラ卓球、ラージボールや大会独自の方式では、適用する競技規則・大会要項を優先します。

公式出典

日本卓球協会:基本ルール(得点と試合の流れ)、日本卓球協会:2026年改定の競技規則。得点やゲーム数を観戦するときも、適用される大会要項を確認してください。