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バレーボールの指導者やマネージャー、あるいは大会運営に関わる方々にとって、「正確な数字」の確認は欠かせない業務です。
「中学生男子のネットの高さは何cmだったか?」 「ママさんバレー(9人制)のコートの広さは6人制と同じか?」
このように、カテゴリーによって微妙に異なる規格に迷った経験はないでしょうか。
この記事では、一般・高校・中学・小学、そして9人制や家庭婦人バレーのコートサイズ(広さ)とネットの高さについて、確認できた代表的な規格と大会ごとの例外を整理しました。高校9人制など大会固有の条件は、主催者の実施要項で確認してください。
現場でスマホからすぐに確認できるよう、表組みを中心に見やすくまとめています。
ぜひこのページをブックマークして、練習の準備やラインテープ貼りの際にお役立てください。
【早見表】カテゴリー別 コートサイズ・ネットの高さ一覧
まずは、全カテゴリーの規格をひと目で確認できる早見表です。
お急ぎの方は、以下の表から該当する区分を探してください。
| カテゴリー | 競技人数 | コートサイズ (縦×横) | ネットの高さ (男子) | ネットの高さ (女子) |
| 一般・大学 | 6人制 | 18m × 9m | 2.43m | 2.24m |
| 高校生(都道府県予選) | 6人制 | 18m × 9m | 2.40m | 2.20m |
| 中学生 | 6人制 | 18m × 9m | 2.30m | 2.15m |
| 小学生 | 6人制 | 16m × 8m | 2.00m | 2.00m |
| 一般男子 | 9人制 | 21m × 10.5m | 2.38m | — |
| 一般女子 | 9人制 | 18m × 9m | — | 2.15m |
| 高校生 | 9人制 | 大会要項で確認 | 大会要項で確認 | 大会要項で確認 |
| 家庭婦人(ママさん) | 9人制 | 18m × 9m | — | 2.05m |
上の表の「高校生(都道府県予選)」は6人制に限る特別規則です。2026年度JVAの6人制競技規則では、高校のブロック大会・全国大会は通常のネット高(男子2.43m、女子2.24m)を適用します。競技会の開催要項を必ず優先してください。JVA公式競技規則(2026年度・付録)
※小学生バレー(学童)の場合、ネットの高さは男女共通で2.00mが基本ですが、地区大会やローカルルールにより、低学年向けにネットを下げる場合があります。
6人制バレーボールの規格詳細
ここからは、現在の主流である6人制バレーボールについて、年代別の詳細な数値を解説します。
コートの広さは小学生を除き統一されていますが、ネットの高さは年代と性別によって細かく規定されています。
2026年度のJVA競技規則。高校生の予選とブロック・全国大会を分けて表示します。
| 競技区分 | コート寸法 | 男子ネット | 女子ネット |
|---|---|---|---|
| 一般・大学 | 18m × 9m | 2.43m | 2.24m |
| 高校・都道府県予選 | 18m × 9m | 2.40m | 2.20m |
| 高校・ブロック/全国大会 | 18m × 9m | 2.43m | 2.24m |
| 中学校 | 18m × 9m | 2.30m | 2.15m |
| 小学生(通常規格) | 16m × 8m | 2.00m | 2.00m |
高校の予選数値は国内特別競技規則の適用条件です。中学生の数値も国内特別競技規則に基づきます。
出典:日本バレーボール協会 2026年度6人制競技規則・国内特別規則。大会の独自規定がある場合は開催要項を優先してください。
年代別のコート・ネット高は、上の早見表と日本バレーボール協会「2026年度6人制競技規則」で確認してください。高校生のネット高は都道府県予選とブロック・全国大会で適用条件が異なります。
1. 一般・大学・高校(6人制)
オリンピックや春高バレーなどで見られる、世界標準の規格です。
高校生のネット高は大会区分に注意が必要です。2026年度JVA競技規則では、都道府県予選とブロック・全国大会で男子・女子とも適用値が異なります。
- コートサイズ:18m × 9m
- ネットの高さ(男子・一般):2.43m
- ネットの高さ(男子・高校都道府県予選):2.40m(ブロック・全国大会は2.43m)
- ネットの高さ(女子・一般):2.24m
- ネットの高さ(女子・高校都道府県予選):2.20m(ブロック・全国大会は2.24m)
高校生の6人制ネット高は、2026年度のJVA国内特別競技規則では都道府県予選に限り男子2.40m・女子2.20mです。ブロック大会・全国大会は通常規定の男子2.43m・女子2.24mを適用します。参加する大会の実施要項も必ず確認してください。出典:日本バレーボール協会「2026年度6人制競技規則」付録・国内の大会に適用される特別競技規則。
2. 中学生(6人制)
中学生になると、小学生用のコートから大人と同じサイズのコートへ移行します。
しかし、成長期であるためネットの高さは大人よりも低く設定されています。
- コートサイズ:18m × 9m
- ネットの高さ(男子):2.30m
- ネットの高さ(女子):2.15m
特に男子中学生は成長速度が著しいため、練習試合などでは相手チームと事前に高さを確認することをおすすめします。
また、JOC(ジュニアオリンピックカップ)などの都道府県対抗大会では、将来を見据えて高校生規格(男子2.43m、女子2.24m)を採用する特別ルールが適用される場合があります。
3. 小学生(6人制・学童バレー)
小学生バレーは、体が小さい子供たちがラリーを続けやすいよう、コートもネットも独自のスモールサイズが採用されています。
- コートサイズ:16m × 8m
- ネットの高さ:2.00m(男女共通)
- フリーゾーン:サイドラインから1m以上、エンドラインから2m以上
通常の体育館には18m×9mのラインしか引かれていないことが多いため、小学生の練習を行う場合は、専用のラインテープを使って16m×8mのコートを作成する必要があります。
一般用コート(18m)のエンドラインから、それぞれ内側に1m入った場所が小学生用のエンドラインとなります。
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9人制バレーボール・ママさんバレーの規格詳細
日本独自の9人制バレーボールは、一般男子と一般女子でコートの大きさが異なります。一般男子は21m×10.5m、一般女子・家庭婦人は18m×9mです。6人制(18m×9m)と比較する際は、競技区分を分けてください。実業団チームの規格解説とJVA公式ネット高を参照しています。
特に「ママさんバレー」の指導者や施設管理者の方は、こちらの規格を頻繁に参照することになるでしょう。
一般男子と一般女子ではコート寸法が異なります。以下の横長の長方形は大きさの比較用模式図です。
| 競技区分 | コート | ネット高 |
|---|---|---|
| 一般男子 | 21m × 10.5m | 2.38m |
| 一般女子 | 18m × 9m | 2.15m |
| 家庭婦人(ママさん) | 18m × 9m | 2.05m |
高校生など独自区分の寸法・ネット高は大会要項で確認してください。上のコート形状は簡略表示です。
出典:日本バレーボール協会ネット高/9人制実業団チームのルール解説。大会の独自規定がある場合は開催要項を優先してください。
9人制のコートとネット高は競技区分によって異なります。JVA公式の9人制解説と各大会の実施要項をご確認ください。高校の9人制など大会別の値を一律に断定しないようにしています。
設営時の注意:上の新しい模式図は一般男子・一般女子・家庭婦人の違いを整理したものです。高校の9人制など特別区分は、本文と各大会の実施要項を優先してください。以前の数値未確認の画像は本文から外した状態です。
1. 一般(9人制)・高校大会の確認事項
9人制は人数が多いため、コート面積も広く設定されています。一般9人制のネット高はJVA公式の初心者向け解説で男子2.38m・女子2.15m、家庭婦人は2.05mと示されています。高校等の独自大会について、一律の数値を推測せず、大会要項で確認してください。JVA公式:はじめてのバレーボール
- コートサイズ(一般男子):21m × 10.5m
- コートサイズ(一般女子):18m × 9m
- ネットの高さ(男子・一般):2.38m
- 高校の9人制:使用するネット高は大会要項・主催団体の規則で確認
- ネットの高さ(女子):2.15m
一般男子9人制は18m×9mの6人制コートより大きいため、既存のラインをそのまま使用できません。一方、一般女子・家庭婦人9人制のコート寸法は18m×9mです。ただしネット高、ラインの使い方、設備・大会要項は6人制と異なるため、設営前に確認してください。
2. ママさんバレー(家庭婦人・9人制)
日本の生涯スポーツとして非常に人気のあるママさんバレーの規格です。
一般女子(9人制)よりもネットが10cm低く設定されているのが最大の特徴です。
- コートサイズ(家庭婦人9人制):18m × 9m
- ネットの高さ:2.05m
ママさんバレーには年齢別のカテゴリー(「ことぶき」や「おふく」など)が存在し、シニア区分になるとネットの高さが変わるローカルルールが存在する場合があります。
大会要項を必ず確認するようにしてください。
施設管理・設営のための重要ポイント
正しいコート作りには、ラインの長さやネットの高さだけでなく、周辺環境の知識も必要です。
ここでは、設営時に見落としがちなポイントをまとめました。
緑色がフリーゾーンの模式図。表示上の余白は正確な縮尺ではありません。
18m × 9m
サイドライン側 3m以上
18m × 9m
サイドライン側 5m以上
ネット支柱はサイドライン外側0.5〜1mの位置。FIVB世界・公式大会は外側1mでパッド保護が必要です。壁から2mで公式規格を満たすわけではありません。
出典:日本バレーボール協会 2026年度6人制競技規則 1.1・2.5。大会の独自規定がある場合は開催要項を優先してください。
コート設営の公式図面:フリーゾーンの幅、ライン幅、支柱位置は競技形式・大会規則によって条件が異なります。6人制の正規の寸法・安全上の配置はJVA 2026年度6人制競技規則の第1図・第3図を参照してください。
フリーゾーン(余白)の確保
コートラインの外側には、選手が安全にプレーするための「フリーゾーン」が必要です。
日本バレーボール協会の2026年度6人制競技規則では、フリーゾーンの幅は次のように規定されています。
- サイドライン外側:3m以上(FIVB世界・公式大会は5m)
- エンドライン外側:3m以上(FIVB世界・公式大会は6.5m)
壁から2mあれば6人制の公式規格を満たすという意味ではありません。2026年度JVA規則は、コートを少なくとも3m幅のフリーゾーンで囲むと定めています。スペースが不足する施設では大会主催者・施設管理者と利用可否や安全対策を確認し、公式規格を満たさない状態を一般的な安全基準として案内しないようにしてください。JVA公式6人制競技規則2026・1.1。
選手の怪我防止において最も重要な要素です。
ラインの幅
バレーボールのコートラインの幅は、基本的に5cmです。
ラインテープを購入する際は、5cm幅のものを選んでください。
ライン自体もコートの一部とみなされるため、ボールがラインに少しでも触れれば「イン(IN)」と判定されます。
ポールの位置
ネットを張る支柱(ポール)は、サイドラインから外側に50cm〜1m離れた位置に設置します。
サイドラインの真上にポールが来てはいけません。
審判台を設置するスペースや、選手がサイドライン外のボールを追う際の安全性を確保するためです。
本記事は年齢・競技人数別の設営寸法を確認するための資料です。中学生の部活動・進学・全国大会の概要は中学生バレーボールの基礎知識と大会ガイドへ。ほかのルール・技術記事はバレーボール全記事ガイドから探せます。設営前には年度と大会要項の照合を優先してください。
まとめ:正しい規格で安全なバレーボールを
今回は、バレーボールのコートサイズとネットの高さについて、カテゴリー別に詳しく解説しました。
最後に、重要な数値を改めて整理します。
- 6人制コートは、18m × 9mが基本(小学生のみ16m × 8m)。
- 9人制コートは、21m × 10.5mとひと回り大きい。
- ネットの高さは、中学生・高校生・一般でそれぞれ異なり、男女差もある。
- ママさんバレーのネットは2.05mが基準。
ネットの高さを1cm間違えるだけで、サーブの感覚やスパイクの打点が大きく変わり、選手のパフォーマンスや練習効率に影響を与えます。
特に、中学生や高校生など複数のカテゴリーが同じ体育館を使用する場合は、ネットの高さ調節が頻繁に発生するため注意が必要です。
設営のたびに迷うことがないよう、ぜひこの記事をブックマークしてご活用ください。
正しい環境設定が、選手の技術向上と安全なプレーを守ります。
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