バスケットボールの試合観戦を始めたばかりの時、「結局、試合時間は全部で何分なの?」や「1クォーターって何分?」といった疑問を持つのは自然なことです。
バスケットボールの基本的な試合時間は、プロ(BリーグやNBA)とアマチュア(中学・高校)で異なりますが、国際ルール(FIBA)やBリーグでは「1クォーター10分の合計40分」が基本です。
ただし、ファウルやタイムアウトなどで時計が止まるため、実際の試合は2時間近くになることも珍しくありません。
さらに、バスケをスピーディーでエキサイティングなスポーツにしているのが、「24秒ルール」や「3秒ルール」といった様々な「時間制限(バイオレーション)」の存在です。
この記事では、バスケットボールの基本的な試合時間から、観戦がもっと楽しくなる「◯秒ルール」まで、「時間」に関するルールを初心者にも分かりやすく全解説します。
バスケットボールの基本的な試合時間
バスケットボールの試合時間は、所属するリーグや年代(カテゴリ)によってルールが定められています。
まずは、基本的な試合時間やクォーター制度について解説します。
プロリーグ(Bリーグ・NBA)の試合時間と1クォーターの長さ
日本のBリーグや国際試合(FIBAルール)では、「1クォーター10分 × 4クォーター」の合計40分間で試合が行われます。
一方、世界最高峰のリーグであるNBAでは、「1クォーター12分 × 4クォーター」の合計48分間と、少し長く設定されています。
「バスケットボール 1クォーターは何分?」という疑問の答えは、Bリーグなら10分、NBAなら12分となります。
第1クォーターと第2クォーターを「前半(ファーストハーフ)」、第3クォーターと第4クォーターを「後半(セカンドハーフ)」と呼びます。
中学・高校バスケの試合時間
アマチュアの試合時間は、選手の体力などを考慮してプロよりも短く設定されています。
高校バスケ(インターハイやウインターカップなど)は、プロと同じ「1クォーター10分 × 4クォーター」の合計40分です。
中学バスケでは、「1クォーター8分 × 4クォーター」の合計32分間で試合が行われます。
ハーフタイムとインターバルの時間
クォーター間には短い休憩(インターバル)が、そして前半と後半の間には「ハーフタイム」と呼ばれる長い休憩が設けられています。
- 第1・第2クォーター間: 2分
- ハーフタイム(第2・第3クォーター間): 10分または15分(大会ルールによる)
- 第3・第4クォーター間: 2分
試合の時計が止まっているこれらの時間も含むため、実際の観戦時間は試合時間(40分や48分)よりも長くなります。
延長戦(オーバータイム)のルール
第4クォーターが終了した時点で両チームの得点が同じだった場合、「延長戦(オーバータイム)」に突入します。
延長戦は1回5分間(中学は3分間)で行われ、決着がつくまで繰り返されます。
バスケットボールのルールには「引き分け」がないため、どちらかのチームがリードして試合が終了するまで戦い続けます。
試合をスピーディーにする「◯秒ルール」を徹底解説
バスケットボールの試合時間と並んで重要なのが、「バイオレーション」と呼ばれる反則につながる時間制限ルールです。
これらはオフェンス(攻撃側)に課せられた制限であり、試合展開を早くし、停滞させないために存在します。
【24秒ルール】ショットクロックの基本
最も有名で、試合のテンポを決定づけるのが「24秒ルール」です。
オフェンス側のチームは、ボールを持ってから24秒以内にシュートを打たなければならない、というルールです。
シュートがリング(バスケット)に当たれば、24秒はリセットされます。
もし24秒以内にシュートを打てなかったり、打ったシュートがリングに当たらなかったりした場合は「24秒バイオレーション」となり、相手ボールで試合が再開されます。
ゴールの上にある電光掲示板(ショットクロック)でこの残り時間が表示されており、観客も緊迫感を共有できます。
【14秒ルール】リセットされるタイミング
24秒ルールと密接に関連しているのが「14秒ルール」です。
これは、ショットクロックが「どのような場合に」「何秒に」リセットされるかを定めたルールです。
以前は、オフェンスリバウンド(攻撃側がシュート後のボールを再び取ること)を取った場合、24秒にリセットされていました。
しかし、ルール改正により、現在は以下のような場合にショットクロックが「14秒」にリセットされるようになりました。
- オフェンスリバウンドを取った時
- 相手チームのファウル(反則)が起きた時
これにより、攻撃の時間が短縮され、よりスピーディーな試合展開が促されるようになりました。
【8秒ルール】バックコートバイオレーション
オフェンス側のチームは、自陣(バックコート)でボールをもらってから「8秒以内」に、ボールを敵陣(フロントコート)へ運ばなければなりません。
8秒を過ぎてもバックコートにボールが残っていると「8秒バイオレーション(バックコートバイオレーション)」となり、相手ボールになります。
このルールがあるため、ディフェンス側は激しいプレッシャーをかけ、相手が8秒以内にボールを運べないように守ります。
【3秒ルール】オフェンスの制限区域ルール
ゴール下には「制限区域」と呼ばれる長方形のエリア(ペイントエリア)があります。
オフェンス側の選手は、この制限区域内に「3秒」を超えて留まってはいけません。
これは、身長の高い選手がゴール下に居座り続けて簡単に得点するのを防ぐためのルールです。
3秒以上留まっていると「3秒バイオレーション(スリーセカンズ)」となり、相手ボールになります。
その他、知っておきたい時間ルール(5秒ルール)
ほかにも、特定の行動を5秒以内に行うことを定めた「5秒ルール」があります。
- スローイン(コートの外から中へボールを入れる時)を5秒以内に行う。
- フリースローを5秒以内に打つ。
- ディフェンスに密着された状態で、5秒以内にパス、ドリブル、シュートのいずれかを行う。
これらの「◯秒ルール」が組み合わさることで、バスケットボールの試合は常に動き続け、観客を飽きさせない魅力的なスポーツとなっています。
まとめ
バスケットボールの「時間」に関するルールについて解説しました。
- バスケットボール 試合時間: Bリーグや国際試合は「1クォーター10分×4=40分」。NBAは「1クォーター12分×4=48分」。
- 1クォーターは何分: Bリーグは10分、NBAは12分、中学は8分。
- 24秒ルール: オフェンス側は24秒以内にシュートを打たなければならない。
- 14秒ルール: オフェンスリバウンドやファウルの際、ショットクロックは14秒にリセットされる。
- 8秒ルール: 8秒以内にボールを自陣(バックコート)から敵陣(フロントコート)へ運ばなければならない。
- 3秒ルール: オフェンス側はゴール下の制限区域に3秒を超えて留まってはいけない。
これらのルールを覚えると、試合展開の速さや、選手たちが残り時間を意識してプレイしている緊迫感がより深く理解できるようになります。
ぜひ次回のバスケ観戦では、試合時間やショットクロックにも注目してみてください。




















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