【保存版】観戦が10倍楽しくなる!バレーボール専門用語・英語・スラング辞典

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テレビでバレーボールの試合を観戦しているとき、解説者が口にする専門用語の意味が分からず、もどかしい思いをしたことはありませんか。

「今のパイプ攻撃は見事でしたね」「今のプレーは完璧なパンケーキです!」などと言われても、言葉の意味を知らなければ、そのプレーの本当のすごさを理解することはできません。

本記事では、バレーボール観戦初心者から中級者に向けて、試合中に頻繁に登場するバレーボールの専門用語を分かりやすく解説した辞書記事をお届けします。

テレビ放送でよく耳にする戦術の名前から、選手たちがコートの中で使っているかっこいい英語のスラングや略語まで、知っておくべき言葉の意味を網羅しました。

この記事を読むことで、コート内で何が起きているのかが手に取るように分かり、バレーボール観戦が今までの10倍楽しくなるはずです。

バレーボール用語を知ると試合観戦がもっと面白くなる理由

バレーボールは、ボールを落としてはいけないというシンプルなルールの裏で、非常に高度で複雑な戦術が目まぐるしく展開されているスポーツです。

そのため、実況や解説では、状況を瞬時に伝えるために独自のバレーボール用語が数多く使われます。

これらの専門用語の意味を理解することは、単に知識を増やすだけでなく、選手たちの意図や監督の采配の狙いを深く読み解くための重要な鍵となります。

特に近年は、世界標準の戦術を取り入れるチームが増えたことで、英語由来の用語やアルファベットの略語がそのまま日本の放送でも使われることが多くなりました。

かっこいいスラングや専門的な言葉の背景を知れば、試合のハイライトシーンを見る目も劇的に変わり、家族や友人との観戦中の会話もより一層盛り上がるでしょう。

【基本編】ポジションに関するバレーボールの略語と意味

バレーボールの試合を楽しむためには、まず各選手が担っている役割と、それを表す略語の意味を把握することが不可欠です。

テレビ中継の画面上にもよく表示されるアルファベットの略語は、英語のポジション名の頭文字を取ったものです。

ここでは、現代バレーボールにおける主要なポジションの略語とその役割を詳しく解説します。

OH(アウトサイドヒッター)

OH(アウトサイドヒッター)は、主にコートの左右の端(アウトサイド)からスパイクを打つ攻撃の要となるポジションです。

かつては「レフト」や「ウイングスパイカー」と呼ばれていたポジションに相当し、チームの得点源としての役割を強く求められます。

攻撃面だけでなく、相手の強力なサーブをレシーブする守備力も兼ね備えていなければならず、総合的な身体能力と高い技術が必要とされる花形のポジションです。

MB(ミドルブロッカー)

MB(ミドルブロッカー)は、その名の通りコートの中央(ミドル)に位置し、相手の攻撃をブロックで防ぐことを最大の任務とするポジションです。

かつての「センター」にあたり、高身長を生かした壁となって相手のスパイクの威力を削ぎ落とす重要な役割を担います。

また、攻撃時には「クイック」と呼ばれる非常にスピードの速い攻撃を仕掛け、相手のブロッカーを自分に引きつける囮としての機能も果たします。

OP(オポジット)

OP(オポジット)は、セッターの対角(オポジット)に配置されるポジションで、チームの絶対的なエースストライカーが務めることが多いです。

かつての「ライト」のポジションですが、現代バレーにおいては守備の負担を減らし、とにかく前衛でも後衛でもスパイクを打ちまくる攻撃専任の役割を与えられています。

世界的な強豪チームでは、このオポジットに最も身体能力が高く得点力のある選手を配置し、攻撃の要として徹底的にボールを集める戦術が主流となっています。

S(セッター)と L(リベロ)

S(セッター)は、レシーブされたボールをスパイカーが打ちやすいようにトスを上げる、チームの司令塔とも言えるポジションです。

相手のブロックの配置を瞬時に読み取り、誰にトスを上げるかによって攻撃のパターンが全く変わるため、セッターの戦術眼がチームの勝敗を大きく左右します。

一方、L(リベロ)は、守備専門のプレイヤーであり、他の選手とは違う色のユニフォームを着用しているのが特徴です。

スパイクを打ったりブロックをしたりすることはルール上禁止されていますが、圧倒的なレシーブ力でチームのピンチを何度も救い、攻撃のリズムを作り出す縁の下の力持ちです。

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テレビ解説でよく聞く!かっこいい戦術・攻撃の専門用語

ポジションの略語を覚えたら、次は実際の試合で繰り広げられる様々な攻撃パターンの専門用語を押さえていきましょう。

実況アナウンサーが絶叫するような華麗なプレーには、それぞれ独自の名称がついています。

これらの言葉の意味を知ることで、攻撃のスピード感や立体感がより一層強く感じられるようになります。

パイプ(Pipe)とバックアタック

「パイプ」または「パイプ攻撃」とは、後衛の選手がアタックライン(ネットから3メートルの線)の後ろから踏み切って打つスパイク、つまりバックアタックの一種です。

特に、コートの中央付近(ミドル)から、前衛のクイック攻撃に混ざるようにして高速で仕掛けるバックアタックのことを指します。

前衛の選手が囮になって相手ブロッカーを惹きつけ、そのすぐ背後から後衛の選手が飛び出してくるため、相手のブロックが追いつきにくく非常に決まりやすい攻撃です。

まるでブロックとブロックの間の空間(パイプの中)を通すようなイメージからこの名前がついており、決まると非常にかっこいい現代バレーの象徴的な戦術です。

ブロード攻撃と時間差攻撃

「ブロード攻撃」とは、主にミドルブロッカーがセッターの前方から後方へと大きく横に移動しながら、片足で踏み切って打つスパイクのことです。

相手のブロッカーを左右に大きく揺さぶることができるため、特に女子バレーボールなどで頻繁に用いられる華麗な戦術です。

また、「時間差攻撃」は、一人の選手が囮となってジャンプし、相手のブロッカーがジャンプして落ちてきたタイミングを見計らって、別の選手が少し遅れてジャンプしてスパイクを打つ戦術を指します。

これは日本が独自に生み出した戦術と言われており、相手のブロックのタイミングをずらすことで確実に得点を奪う頭脳的なプレーです。

シンクロ攻撃とリードブロック

「シンクロ攻撃」は、セッターにボールが返った瞬間、複数のスパイカーが一斉に助走を開始し、同時にジャンプする攻撃フォーメーションのことです。

誰にトスが上がるのか相手にギリギリまで悟らせないため、守備側は的を絞ることが非常に困難になり、常に後手に回らざるを得なくなります。

これに対抗するための守備戦術として現代バレーの主流となっているのが「リードブロック」というシステムです。

相手のトスが誰に上がったかを見てからそのスパイカーの動きに合わせてブロッカーが移動し、複数人で壁を作るという、高度な状況判断とスピードが求められる守備戦術です。

プレーヤーが使う英語・スラング・特殊な専門用語

バレーボールの試合では、戦術名だけでなく、特定のプレーの状況を表す独自の英語表現やスラングが飛び交います。

これらの特殊な専門用語は、辞書に載っている一般的な意味とは異なる使われ方をすることが多いため、ここでしっかりと意味を確認しておきましょう。

パンケーキ(Pancake)とは?奇跡のレシーブ

バレーボール中継で「今のプレーは見事なパンケーキですね!」と解説者が興奮気味に語ることがあります。

この「パンケーキ」とは、床に落ちる寸前のボールの下に手のひらを下に向けて滑り込ませ、手の甲にボールを当てて跳ね上げるスーパーレシーブのことを指す英語のスラングです。

床に平たく広げた手が、フライパンの上で焼かれているパンケーキのように見えることからこのユニークな名前が付けられました。

ボールが床についたように見えても、絶妙なタイミングでパンケーキが成功するとプレーはそのまま続行されるため、会場が最も盛り上がる奇跡的な瞬間の一つです。

シャットアウト・ドシャット

相手の強力なスパイクを、ブロックで完全に弾き返し、相手コートにボールを叩き落として一撃で得点することを「シャットアウト」と呼びます。

実況やファン同士の会話では、これをさらに強調した「ドシャット」というスラング表現が使われることも非常に多いです。

「ドシャット」が決まると、攻撃側の精神的ダメージは計り知れず、逆に守備側は一気に勢いづくため、試合の流れを大きく変えるビッグプレーとなります。

サービスエースとノータッチエース

サーブを打ったボールを相手がレシーブできず、そのまま直接得点になることを「サービスエース」と言います。

その中でも、相手選手が一歩も動けず、ボールに触れることすらできずに床に落ちて決まる劇的なサービスエースのことを「ノータッチエース」と呼びます。

強烈なジャンプサーブや、無回転で不規則に変化するジャンプフローターサーブがコートの死角に決まったときに生まれる、サーバーの技術の結晶とも言えるかっこいいプレーです。

ツーアタックとフェイクトス

「ツーアタック」とは、通常はスパイカーにトスを上げる役割のセッターが、意表を突いて2回目のボールタッチで自ら相手コートにボールを返して攻撃するプレーです。

相手の守備陣営がスパイクに備えて下がっている隙を突いて前方の空きスペースにボールを落とすため、決まると相手の心理的な隙を突くことができます。

また、「フェイクトス」は、まるでスパイクを打つような力強いフォームでジャンプし、そのまま空中でスパイクを打たずにトスを上げる高度な技術です。

相手ブロッカーはスパイクが来ると勘違いしてジャンプしてしまうため、味方のスパイカーがブロックの無い状態で安全に打てるという、セッターの最大の見せ場とも言えるプレーです。

国際大会を楽しむためのバレーボール英語用語集

オリンピックや世界選手権などの国際大会を観戦する際は、審判のコールや現地の英語実況を耳にすることも増えます。

日本のバレーボール用語は和製英語も多いため、国際的に通用する正しい英語の専門用語を知っておくと、より広い視点で試合を楽しむことができます。

和製英語と正しい英語の違い

日本の放送ではよく「アタックライン」と呼びますが、国際的な英語放送では「スリーメーターライン(3-meter line)」と呼ばれることが一般的です。

また、ネットの両端に立っている赤いポールのことを日本では「アンテナ」と呼びますが、英語でもそのまま「Antenna」と発音され、共通の用語として認識されています。

スパイクを打つことを日本では「アタック」とも言いますが、英語の実況では「Spike(スパイク)」や「Hit(ヒット)」、あるいは得点に直結した強いスパイクを「Kill(キル)」という言葉で表現することがよくあります。

レシーブについても、相手のスパイクを下から拾う守備的なレシーブのことは英語で「Dig(ディグ)」と表現され、サーブレシーブのことは「Pass(パス)」と厳密に区別されることが多いです。

審判の専門用語とジェスチャー

試合をコントロールする審判の用語も、英語表記の意味を知っておくと試合展開の理解が深まります。

例えば、ボールがコートの中に入った場合はシンプルに「イン(In)」ですが、コートの外に出た場合は「アウト(Out)」とコールされます。

ただし、相手選手のブロックやレシーブを弾いてからボールが外に出た場合は、「タッチアウト」という和製英語ではなく、英語では「ブロックアウト(Block out)」や「タッチ(Touch)」というジェスチャーとともに処理されます。

また、ボールを運ぶように長く触れてしまう反則を日本では長く「ホールディング」と呼んでいましたが、現在では国際基準に合わせて「キャッチ(Catch)」と呼ばれるようにルール上の呼称も変化しています。

まとめ:バレーボールの専門用語をマスターして熱狂しよう

本記事では、バレーボール観戦をより深く楽しむための専門用語や英語のスラング、そして略語の意味について網羅的に解説してきました。

OHやMBといったポジションの略語から、「パイプ」や「パンケーキ」といったかっこいいプレーの名称まで、これらの言葉はすべてバレーボールの魅力を最大限に表現するための大切なピースです。

専門用語の意味を正確に知ることで、今まで何となく目で追っていただけのボールの動きが、明確な戦術と選手の技術がぶつかり合う重厚なドラマとして認識できるようになります。

次にテレビや現地でバレーボールの試合を見る際は、ぜひ実況や解説者の言葉に耳を傾け、この記事で紹介した用語がどのような場面で使われているかを探してみてください。

コートの中で繰り広げられる高度な駆け引きの本当の意味を理解できたとき、あなたのバレーボール観戦は間違いなく今までの10倍エキサイティングなものになるはずです。

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