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ミニバスのルールは一般と何が違う?3ポイントなし・バックパスなしなど主な変更点を解説

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お子さんがミニバスケットボール(ミニバス)を始めたことをきっかけに、久しぶりにバスケの試合を見るという保護者の方も多いのではないでしょうか。

あるいは、ご自身がバスケ経験者であっても、「あれ?今のプレーは反則じゃないの?」と戸惑う場面があるかもしれません。

実はミニバスのルールは、小学生の体格や育成の観点に合わせて、一般(中学・高校・大人)のルールとは明確に異なる部分がいくつか設定されています。

この記事では、検索キーワードとしてもよく調べられている「ミニバスと一般ルールの違い」について、3ポイントシュートやバックパス、試合時間といった主要なポイントを分かりやすく解説します。

これからミニバスの応援に行く方や、お子さんにルールを教えたい保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

ミニバスと一般バスケの決定的なルールの違い

ミニバスケットボールは、その名の通り「ミニ」版のバスケットボールですが、単にコートやゴールが小さいだけではありません。

子供たちがバスケットボールを楽しみ、技術を正しく習得できるように、ルールそのものが簡略化されたり、独自の規定が設けられたりしています。

まずは、保護者の方が疑問に思いやすい「大きな違い」から見ていきましょう。

3ポイントシュートが存在しない

もっとも分かりやすい違いの一つが「3ポイントシュートがない」ことです。

一般のバスケットボールでは、3ポイントラインの外側から打ったシュートは3点が入りますが、ミニバスには3ポイントライン自体が存在しません。

そのため、どんなに遠くからシュートを決めても、フリースロー以外はすべて「2点」となります。

これには、「小学生の筋力で無理に遠くからシュートを打つと、フォームが崩れてしまうのを防ぐ」という育成上の意図が含まれています。

バックパス(バックコートバイオレーション)がない

バスケ経験者の保護者の方が一番驚くのが、この「バックパス(バックコートバイオレーション)」のルールがないことでしょう。

一般ルールでは、一度オフェンスとしてフロントコート(攻める側のコート)にボールを運んだら、センターラインを超えてバックコート(自陣)にボールを戻すことは反則となります。

しかし、ミニバスではこの反則が適用されません。

フロントコートまで運んだボールを、再びバックコートにいる味方にパスを戻しても、ドリブルで戻ってもOKです。

これは、子供たちがプレッシャーを受けた際にボールをキープしやすくし、ゲームの流れを止めすぎないための配慮と言えます。

「ショットクロック」の違い

オフェンスがボールを持ってからシュートを打つまでの制限時間(ショットクロック)にも違いがあります。

現在は一般ルールと同様に「24秒ルール」が採用されていますが、以前は「30秒」だったため、少し前の知識がある方は「今は何秒?」と迷われることが多いようです。

現在はミニバスでも、ボールを保持してから「24秒以内」にシュートを打たなければなりません(リングに当てる必要があります)。

この変更により、小学生年代でもスピーディーな展開が求められるようになっています。

道具や設備に関する違い:ゴールの高さ・ボール・コート

ルールだけでなく、使用する道具や設備も小学生の体格に合わせて調整されています。

ここを理解しておくと、自宅での練習環境を整える際にも役立ちます。

ゴールの高さは「260cm」

一般のバスケットボールのゴールの高さは305cmですが、ミニバスのゴールの高さは「260cm」です。

45cmも低く設定されているため、小学生でもレイアップシュートやジャンプシュートが届きやすくなっています。

もしご自宅に練習用のゴールを購入される際は、高さ調節機能がついているものを選び、ミニバスの高さ(260cm)に合わせられるかを確認することが大切です。

ボールの大きさは「5号球」

使用するボールの大きさも異なります。

中学生以上(男子)は7号球、中学生以上(女子)は6号球を使用しますが、ミニバスでは男女ともに一回り小さい「5号球」を使用します。

ボールのサイズと重さが違うと、ハンドリング(ボールの扱い)やシュートの感覚がまったく変わってしまいます。

お子さんが家で練習するためにボールを購入する場合は、必ず「5号球」を選んであげてください。

※小学生におすすめの5号ボールの選び方や人気モデルについては、別の記事で詳しく解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

試合時間(何分?)とクォーター制

「ミニバスの試合は何分やるの?」という疑問もよく聞かれます。

ミニバスの公式戦は、一般の10分×4クォーターとは異なり、「6分×4クォーター」で行われるのが基本です。

第1クォーターから第3クォーターまでは、それぞれ10人以上の選手が出場できるように、出場規定(メンバーチェンジのルール)が設けられている大会も多くあります。

これにより、特定の強い選手だけが出続けるのではなく、チーム全員が出場機会を得やすくなっています。

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近年のミニバスルールの変更点と「ゼロステップ」

バスケットボールのルールは数年ごとに見直しが行われており、ミニバスのルールも変更されることがあります。

特に最近の変更で重要視されているのが「トラベリング」の解釈、いわゆる「ゼロステップ」の導入です。

ゼロステップの解釈

以前は、ボールをもらった瞬間に着いている足を「1歩目」と数えていましたが、現在のルールでは、ボールをキャッチした瞬間の足は「0歩目(ゼロステップ)」としてカウントされます。

そこから「1歩、2歩」とステップを踏んでシュートやパスに移ることができます。

これにより、動きながらボールをもらってからのプレーの幅が大きく広がりました。

昔のバスケ経験者から見ると「今のトラベリングじゃないの?」と感じるステップでも、現在のルールでは正当なプレー(ナイスプレー)であることが多々あります。

この違いを理解しておくと、お子さんのプレーをより的確に褒めてあげることができるでしょう。

まとめ:違いを理解して楽しく応援・サポートしよう

ミニバスと一般のバスケットボールのルールの主な違いをまとめます。

  • 3ポイントシュート:ミニバスには無い(すべて2点)。
  • バックパス:ミニバスでは反則にならない。
  • ゴールの高さ:一般より低い260cm。
  • ボールのサイズ:小さくて軽い5号球を使用。
  • 試合時間:基本は6分×4クォーター。
  • ルール変更:ゼロステップなど、世界基準に合わせて進化している。

これらの違いはすべて、成長期の子供たちが安全に、かつ楽しくバスケットボールの基礎を学べるように設計されています。

「バックパスがないから、困ったら後ろに戻しても大丈夫だよ」とアドバイスしたり、自宅練習用に正しい規格の5号ボールを用意してあげたりすることで、お子さんの上達をサポートしてあげましょう。

また、これから本格的にミニバスを始めさせたい、あるいはチーム以外の練習場所を探しているという場合は、地域のスクールや習い事としてのバスケットボール教室を検討してみるのも良い選択肢です。

※バスケットボールの習い事のメリットや選び方については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

ルールを正しく理解することで、試合観戦も子供たちのサポートも、もっと楽しくなるはずです。

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