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子供がミニバスを始めた保護者の方や、新しくバスケットボール部の顧問になった先生にとって、避けて通れないのが「審判(レフリー)」の壁です。
「ルールの詳細まで自信がない」
「どの資格を取れば公式戦で笛を吹けるの?」
「講習会や費用はどれくらいかかる?」
このように、審判資格の取得について不安を感じている方は非常に多いはずです。
結論から申し上げますと、これからバスケの審判を始める方がまず取得すべきなのは、自宅で取得可能な「E級ライセンス」、もしくは実技を伴う「D級ライセンス」のいずれかになります。
この記事では、バスケットボールの審判資格の種類と取得方法、気になる費用や必要な道具について、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。
複雑に見えるライセンス制度を整理し、あなたが自信を持ってコートに立つための第一歩を後押しします。
バスケットボール審判資格(JBA公認)の種類と階級
日本バスケットボール協会(JBA)が認定する審判ライセンスには、明確なランク分けが存在します。
まずは、自分がどのレベルの資格を目指すべきなのか、全体像を把握しておきましょう。
ライセンスは上から順にS級、A級、B級、C級、D級、E級と分かれており、それぞれ担当できる試合のレベルが異なります。
トップレベルを目指す(S級・A級・B級)
これらは全国大会や国際試合、各ブロック大会など、高いレベルの試合を担当するための資格です。
長年の経験と厳しい審査をクリアした、まさに審判のプロフェッショナルたちが保持するライセンスと言えます。
地域・県レベルで活躍する(C級)
都道府県内の大会や、各連盟が主催する公式戦で審判をするために必要な資格です。
D級で経験を積んだ後、昇格審査を受けて取得するのが一般的です。
初心者がまず目指すべき(D級・E級)
これから審判を始める方が対象となるのが、この「D級」と「E級」です。
E級ライセンスは、主に「ルールの学習」を目的とした入門資格です。
実際に公式戦で笛を吹く資格というよりは、帯同審判員としての基礎知識を持っていることを証明するもの、あるいはD級以上を取得するためのステップアップとして位置づけられています。
D級ライセンスは、地区大会や連盟内の大会など、一般的な公式戦で審判を行うために必要な実務的な資格です。
保護者や部活の顧問の先生が、チームの帯同審判として活動する場合、多くのケースでこの「D級」の取得が求められます。
【バスケ E級審判】取得方法と難易度
E級ライセンスは、最も手軽に取得できる審判資格です。
最大のメリットは、講習会や実技試験のために会場へ足を運ぶ必要がなく、すべてインターネット上で完結するという点です。
E級ライセンス取得の流れ
取得の手順は非常にシンプルで、JBAの会員登録管理システム「Team JBA」を通じて行います。
- 「Team JBA」にメンバーIDを登録する(無料)。
- マイページから「審判」タブを選択し、E級審判の講習申し込みを行う。
- eラーニング(動画視聴)を受講する。
- 確認テストに合格する。
- 登録料を支払う。
E級の難易度とテスト内容
E級審判のeラーニングは、バスケットボールの基本的なルールや審判の動き(メカニクス)を学ぶ内容となっています。
確認テストもeラーニングの内容から出題されるため、動画をしっかりと視聴していれば決して難しいものではありません。
「ルールブックを丸暗記しなければならない」といったハードルの高さはないため、まずはルールを理解したいという保護者の方にもおすすめです。
合格後、登録料の支払いが完了すると、翌日からE級審判としての資格が有効になります。
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【バスケ 審判 講習会】D級ライセンスへのステップアップ
E級ライセンスを取得し、実際にコートで笛を吹く必要が出てきた場合は、D級ライセンスへの昇格、もしくは新規取得を目指しましょう。
D級ライセンスの取得には、eラーニングに加えて**「実技講習会」**への参加が必須となります。
審判講習会の内容とは
各都道府県のバスケットボール協会や連盟が主催する「審判講習会」に参加します。
講習会の内容は地域によって多少異なりますが、一般的には以下の二部構成で行われることが多いです。
- 座学講義: 最新のルール改正のポイントや、審判としての心構えなどを学びます。
- 実技講習: 実際のモデルゲーム(練習試合など)を使って、主審・副審の動きや笛の吹き方、ジェスチャー(シグナル)の実践指導を受けます。
講習会参加の注意点
D級の講習会は、年間を通じて開催時期が決まっていることがほとんどです。
「試合が来週あるから急いで取りたい」と思っても、講習会が終わってしまっている場合があるため注意が必要です。
所属する地域のバスケットボール協会のホームページをこまめにチェックし、募集要項を見逃さないようにしましょう。
【バスケ 審判 費用】登録料と更新にかかるお金
審判資格を維持するためには、取得時の費用だけでなく、毎年の登録料が必要になります。
費用はカテゴリー(一般、U18など)や地域によって手数料が異なる場合がありますが、目安となる金額を知っておきましょう。
取得時・更新時にかかる費用(目安)
- E級ライセンス:
- 講習受講料+登録料:約2,000円〜3,000円程度
- D級ライセンス:
- 講習受講料+登録料:約4,000円〜6,000円程度
これらはあくまで目安であり、年度ごとのJBAの規定改定や、各都道府県協会ごとの運営費が含まれる場合があるため変動します。
また、資格は1年ごとの更新制となっており、毎年更新手続きと登録料の支払いが必要です。
更新を忘れると資格が失効してしまうため、Team JBAからのメール通知には必ず目を通すようにしてください。
【バスケ レフリーウェア】審判に必要な道具とワッペン
審判資格を取得して実際にコートに立つためには、指定されたウェアや道具を揃える必要があります。
形から入ることは、審判としての威厳(プレゼンス)を保つためにも非常に重要です。
必須アイテム1:レフリーウェア(シャツ・パンツ)
公式戦では、JBA公認のレフリーウェアの着用が義務付けられています。
- レフリーシャツ: 一般的にはグレーとブラックのストライプシャツ(セカンドユニフォームとしてブラック単色やグレー単色の場合もあり)が基本です。JBAのロゴが入った公認ウェアを選びましょう。
- レフリーパンツ(スラックス): 黒の長ズボンで、動きやすい素材の専用スラックスが販売されています。ベルトレスタイプが一般的です。
必須アイテム2:ホイッスル(笛)
審判の命とも言えるのがホイッスルです。
100円ショップなどで売っている安い笛では音が通らず、試合をコントロールできません。
バスケットボール専用にチューニングされた、「モルテン(molten)」などの競技用ホイッスル(ドルフィンなど)を必ず用意してください。
必須アイテム3:バスケ 審判 ワッペン
ライセンスを取得すると、後日JBAから審判資格を表す「ワッペン」が届きます(D級以上の場合など、規定による)。
このワッペンは、レフリーシャツの左胸に取り付ける必要があります。
多くのレフリーシャツには、ワッペンを取り付けるためのマジックテープ(ベルクロ)があらかじめ付いていますが、もし付いていない場合は自分で縫い付けるか、「ワッペンケース」を利用して装着します。
また、D級ライセンス等の取得者は、地域の連盟独自のワッペンが必要になることもあるため、講習会での指示に従いましょう。
まとめ:まずはE級から始めて、自信がついたらD級へ
バスケットボールの審判資格は、決して「プロだけのためのもの」ではありません。
子供たちの試合環境を守るため、そして競技をより深く理解するために、多くの保護者や指導者がライセンスを取得しています。
最後に、今回の記事のポイントをまとめます。
- まずはE級: ネット環境があれば「Team JBA」から誰でも取得可能。ルールの基礎学習に最適です。
- 公式戦ならD級: 実際の試合で審判をするなら、実技講習会を伴うD級ライセンスが必要です。
- 講習会は計画的に: 年間の開催スケジュールを確認し、早めに申し込みましょう。
- 道具への投資: 良いホイッスルと正しいウェアは、審判としての自信を支えてくれます。
最初は誰でも、笛を吹くタイミングやジェスチャーに戸惑うものです。
しかし、ルールを学び、審判資格を持つことで、バスケットボールという競技が今までとは違った視点で見え、より一層楽しめるようになるはずです。
まずはE級ライセンスのeラーニングから、第一歩を踏み出してみませんか。
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